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沸騰甲子園 !! 2008年10月08日
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秋季高校野球~九州各地区戦況~

九州の各地区の状況を紹介しましょう。九州は各県ともにバラエティーにとんだ学校の勝ち上がりをチェックするのが面白いですね。

【福岡北部決勝】
九州国際大付10-4自由ヶ丘
【福岡南部決勝】
福岡大大濠6-3九産大九州産業

これにより自由ヶ丘と九産大九州産業が3位決定戦で九州大会への残り1枠を目指します。
九州国際大付は元東北の若生監督。自由ヶ丘は元柳川の末次監督という名監督対決も注目すべき点。早くも激戦区福岡の強豪に名乗り出た感があります。

【佐賀】
優勝:小城
準優勝:佐賀学園
3位:鳥栖

決勝9回ウラに4点差をひっくり返した小城が2年振りに秋季佐賀大会を制しました。
佐賀といえば昨年夏の伏兵佐賀北の全国優勝。今大会でも序盤戦で早々と敗退してしまいましたが、必ず来春以降、巻き返してくるに違いありません。
それはやはり指揮をとる百崎監督と吉富部長のツートップ体制。はっきり言って日頃から選手たちを相当、追い込んで練習してます。詳しくは「佐賀北の夏」をご覧ください。
と、佐賀北ネタになりましたが、佐賀北全国優勝の代、センバツ出場を果たしたのは小城です。
今大会での優勝の背景には佐賀北の全国優勝があると私は思っています。
「次は自分たちの番である!」と。

【熊本準々決勝】
秀岳館7x-6九州学院
熊本国府8-0東稜
熊本工4-0ルーテル学院
専大玉名5-4必由館

今夏まさかの初戦敗退を喫した名門熊本工が復活の第一歩。その他は近年、熊本を引っ張る私学勢ということで、ここからの勝ち上がりが注目です。

【鹿児島準々決勝】
川内6-5樟南
神村学園2-1鹿児島商(延長10回)
鹿児島実3-2鹿児島
甲南4-1種子島

樟南が公立の雄ともいえる川内に敗退。神村学園は強豪同士の潰し合いに勝利、
今夏の代表鹿実は上位常連鹿児島に競り勝ち。公立の伝統校甲南は4回戦で鹿児島工を破った勢いのまま、今大会離島の最後の砦となった種子島を一蹴。常連校の勝ち上がりのなかにも新鮮味ある2校の勝ち上がりは嬉しいものです。

【沖縄準決勝】
豊見城南6-3宮古
興南7-2浦添工

沖縄は九州大会進出の2校が決まりました。離島勢期待の宮古は惜しくもベスト4止まり。
伏兵豊見城南が勝ち上がって、名門興南に立ち向かいます。
ダルビッシュ2世などと来年のドラフト候補としても期待されている運天・ジョン・クレイトン投手率いる浦添工も沖縄尚学を破るなど実力を発揮しましたが、最後は力尽きてしまいました。
しかしながら正直、来春以降の沖縄はこの2校中心とは言い切れない、まさに群雄割拠の状況といえます。
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